穀潰し日記

日々のことを綴ってます。

春、朝帰り花見帰り、若者

朝、家を出たら晴れてて、わりと薄手の格好だったけど心地いいくらいの肌寒さで、とにかく気分がよかった。多分今が今日のなかで一番良い時間なんだろうなと思った(仕事ダメダメで、実際そうなった)。

なかなか桜が咲かないなーと思ってた木が、紅葉や紅葉シーズンに楽しませてくれてた木だったことにやっと気がついた。どおりで咲かないわけだ。夏の緑が楽しみ。

大学生と思われる集団が駅に向かっているのに出くわした。ワイワイガヤガヤ。
リュックの子も多くて、登山でもするのか?と思ったけど、片手に缶チューハイを持ってる子を見つけて、あー、花見帰りかー、とわかった。
朝まで花見なんて大学生の醍醐味だよなぁ。
私はやったことないけど。

華やかな子が多かった。
みんな楽しそうな、少し疲れてるような。
けど騒ぎ足りないような。

これから出勤する身だし、大学生は大学生の頃から苦手な生き物なので(いまだにヤンキー怖い)、
嫉妬なのか電車が混むことへの忌々しさなのか、比較すると悲しくなっちゃうのか、
ゲッ!っていうのが最初の気持ちだったんだけど。
(そういえば、花見って2年ぶりなんだよなぁ。この子達、もしかしたら初めて花見するのかもしれない。ずっと我慢してきたんだろうなぁ)
と考えたら、一転、良かったね、楽しんでね、と思えた。


けどそのあと、背後から、カーン!って缶の落下音となにやってんのー!って声がして、
(それはだめだわ~!)
ってちょっとやっぱりしかめっ面になっちゃった。

なんにしろ、今年は、油断はできないけど、みんなが、お花見楽しめるといいよなぁ


若いって、財産なんだよな、やっぱり。
経てきた月日も財産なんだけど。
今のうちにしかできないことやらないとって思う気持ち。
そんなの別にええやーん!ゆっくり生きよーって気持ちの時と交互にくる。
気持ちの季節はぐるぐる回るなぁ。