穀潰し日記

日々のことを綴ってます。

白髪にまつわるエトセトラ

アラサーはいってから、白髪が増えたんだよ~って嘆かれることが三回くらいあったんだけど、
毎回、
「私、昔から白髪多いんですけど、自分の白髪さがすの趣味なんですよね」
って慰めてる。
相手の慰めになってる手応えは、毎回感じない。
あと別に笑いもとれないので、人によってはひかれるメリットゼロの博打を打ってるようなもん。

けど本当にすき。っていうか趣味。を通り越してほぼ日課
鏡の前で、髪の毛束とって、ただただ白髪が探す。
蛍光灯の光の加減とか背景とか色々調整する。
だいたい洗面所で探すんだけど、
たまに見つかりそう!って思っちゃって職場の更衣室のロッカーのちっさい鏡を使っちゃうこともある。

小学生のときから。
困るのは腕をつりそうになるのと、気を付けないと30分くらい余裕ですぎちゃうことと、抜け毛が多いことが悩みなのに黒い髪も光の加減で抜いたり、絡まって抜けたりすること。

見つかるときはたくさん見つかるし、見つからないときはまったく見つからない。
前日の収穫なくても、次の日は見つかったり。
そんな1日で白髪になるとも思わないので、見つけ方なんでしょう。

白髪っていっても、髪の先まで白いのは少なくて、根元から中盤くらいのが多い。
もう白髪として生えてきてる短いのが抜けたときの喜びはすごい。
よっしゃー!って思う。


昔は白髪が多いことを悩んでたけど、大学あがったら別に気にならなくなった。髪の毛染められるようになったからだろうか。
むしろ、(染めちゃったから、しばらく白髪探せないな)ってちょっとがっかりすることもある。
おかしい。

けど、大学生のときに、友達何人かと歩いてたら、
白髪あるよ、って指摘されて、
私たくさんあるんだよね、って言ったら、
別の子が、そういえば私も芋ちゃんの白髪見つけたことある、って告白、
さらに別の子がちょっと言ってはいけないことを口にするみたいに、
私も実はある…っていうもんだから、
なんか変な罪悪感がわいたのを覚えてる。
けど、その感覚分からなくもなくて。
なんだろ、友達の白髪を見つけたときの、あの、あ、ある…っていう、なんともいえない感覚。
白髪=老けっていう連想のせいかな。
なんとなく言えない、ばつの悪い感じ。
あの感覚を、みんな感じるのかなぁ。
白髪あるよ、って私に最初に言った子にはないかもな。


妹に、一本10円で探させたこともある。
私は白髪探すの好きだけど、妹はわりといやがって。
今思うと、私も人の白髪を探すのは、今は嫌だ。
白髪ハラスメントしてしまっていた。ごめんね。


このステイホーム×ゴールデンウィーク中、毎日白髪探してたなって思って、白髪の日記というか回想を書いた。
美容院にいけなくてプリンがひどいんだけど、ここぞとばかりに探しちゃう。
時間が無駄だし、たまにやることで収穫多くてやりがいも感じそうなので、月1くらいに減らしたいなって思ってる。