穀潰し日記

日々のことを綴ってます。

3日目 絵を買わされる

出勤2日目。自分のポンコツ具合に気持ち悪くなる。不注意、それを自覚しても、集中できない。
昼休憩、職場の隣のバーみたいなところでサンドイッチ食べた。美味しかったからまた行きたいけど喫煙なのがな。
たかが一時間で終わるような仕事を五時間かけてやった。我ながら気持ち悪い。
ただただ、自分でもなぜこんなに時間がかかっているのか分からなかった。怖かった。
同じ職場の、別のフロアにいる同期が来てくれた。
六年ぶりに会った。小綺麗になったねって言ってくれた。小は余計じゃない?
と思いつつ、私って汚かったんだなと。
チャラチャラ話してられない。仕事できないのにね。

帰りに、画廊みたいなとこのチラシもらったらそのままなかを案内された。ウン十万やら100万を越える絵の紹介。
私は買えません!って言ったけどぜひにと案内された。美しい絵ばかりで、最初はよかったけど、どんどん苦痛になってきた。
どれだけ買えませんっていっても買うように買うようにと案内されて、嫌になってきちゃって、連呼される感性が良いももはやバカにされてる気さえしてきて、私はたとえバンクシーの絵でも三万円も払いませんっていったら苦笑いされた。
絵は何十年でも飾ってられるって言われたから、同じ絵をずっと飾り続けるのは嫌です。怖いですって言ったら苦笑いだった。ここまでいう相手にまだ話続けるのすごい。
結局、レプリカの5,000円の絵を買った。素敵な絵なので、飾る。けど、買うまでの過程が思うつぼって感じで自分の情けなさ。
道端で大学生の集団がいきなり大声あげたの怖くて泣きたくなった。
無駄に柄の悪そうな人たちが道に多過ぎて泣きたくなった。
なにより役立たずな自分が無理。
東京ストレスフル。

けど帰りにかったマドレーヌとラーメンはすごい美味しくてそれは幸せだった