５つ先の駅の町で、喫茶店を二件はしごした。
どちらの店でも玉子サンドを食べた。
どちらも美味しかった。
一軒目はパン屋さんも兼ねてたので、お土産に明日の分の玉子サンドも持って帰った。
朝が楽しみ。
たっぷりの具が入って180円。
安すぎる。美味しいのに。
朝が楽しみ。
けど食べながら、お家で自分の好みの通りの玉子サンドが作れるようになりたいな、と改めて思ったりもした。
二件目で食べてる最中、満腹感と罪悪感で押し潰されそうになった。
美味しさにその悲しみが勝ってしまって、
失敗した。
美味しいものを、美味しく食べられる適量＜瀬戸際の食欲
アーメン
そのあとブラブラしてたんだけど、風が強いのがしんどくて最寄の町に戻ってきた。
続いて古本屋を三軒はしご。
吉本ばななさんの、アムリタを買った。
あと、薬の本とパスタのレシピ本。
総額500円。
帰宅して、ふと、購入した本をメルカリで調べたら買値よりも高値で売られてて、ネットばかり見てたら駄目だなと勉強になった。
長居できそうな喫茶店やカフェを探したけど、日曜日の夕方にそんなところは中々なくて、探してる内に家が一番最高のカフェじゃん、と気づいて、シュークリームと、お気に入りのコーヒー屋さんでカフェラテ(XLサイズ)を買って帰宅した。
帰り道、空を見上げたら、細い月がみえた。
きれいな弦を描いてた。
私は弦の月を見ると、
いつもCHEMISTRYのwings of words
を思い出す。
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２番の、下弦の月がナイフのようで、って歌詞が頭にこびりついてて、本当に、毎回思い出す。
そんで、いつも、思い出して歌いながら歩く。
なんだか今日は当社比いつもよりうまく歌えた気がした。
気分がよかった。
２つ先の駅に住んでる友達から電話がかかってきてたことに気がついて、かけ直したら、散歩のお誘いだった。また外に出る気にもなれなくて断った。
電話口で、電話に出ないからどうせ寝てるのかと思ったって言われてちょっと心外だったんだけど、そんな風に思わせる素振りを私がいつもしてるんだった。
私はそういう奴だった。
シュークリームは、新入社員で関西にいた頃に、同期達と一緒に食べた思い出の某パパのやつ。季節限定のものにも惹かれたけど、王道のクッキーシューのカスタードクリームを選んだ。これを食べたくてきたから。数年ぶりで膨らみすぎた期待に余裕で応えてくれた。
うま。
本当に、東京はたっけーシュークリームが多いけど、このパパのシュークリームに勝てるのなんてそうそうないと思う。
カフェラテも美味しいしたっぷりだし言うことなかった。お家カフェ最強スイーツコンボ見つけた。
猫のしっぽカエルの手を見る日曜日の夕方を過ごせた。ハーブを育ててみようかな、と思った。ベランダ菜園、けど虫がどうしても嫌なんだよな。
そのあとダラダラお菓子やら食べてしまって反省。何度も冷蔵庫あけてしまうのやめたい。
最近は職場の冷蔵庫も家の冷蔵庫みたいに開けてしまう。やめたい。
買った本を読んだりテレビをみたり、来週に行きたい旅行先を調べたり、日曜日の夕方だからか、何をしててもちょっと空しくて切ない気がした。
午前1時8分。明日は月曜日なのに。
眠たくて頭がいたい。
明日の私が沢山仕事終わらせられますように。
寝るかの。
