穀潰し日記

日々のことを綴ってます。

平日の帰り道のこと

少し残業をした。
私より遥かに仕事して、颯爽と帰っていく先輩が羨ましくて仕方なかった。
あんな風になりたいけど、なれる気がしなくて困る。

駅の前のサンマルクカフェで立ち止まった。
最近は毎日立ち止まってる。
チョコクロのプラム味が気になって仕方ない。
ダイエットと思っていたけど、明日ついに食べようと決意。

駅までの道すがら、次の朝礼当番のとき、司会者からの一言で喋ることのシミュレーションをしてた。
「東京にくるまえに、東京はなんでもあるよ!っていろんな人から言われてたんですけど、
たしかになんでもあるんですけど、なんか不便だなと思ってて。私これまで、イオンモールの近くに住んでたからだと!その場所にいけば、食品もなんでも揃ってたからだと気がつきました。
今度住むときは、イオンモールの近くに住みたいです笑」
みたいなの思い付いたけど、めちゃくちゃ喧嘩売ってるしこんな考えのやつが多いから田舎の商店街は瞑れていくんだなと思ってやめた。


初めての時間の電車にのって帰った。
座れた。この時間は少し空いてるんだなと発見。
東京はすぐに電車が来るから、電車の時間に合わせて退社を急がなくていいのは、いいなぁと思った。
これまでチャリor徒歩だった私の台詞ではないかもだけど。


最寄り駅の駅ビルに寄った。
これまでちゃんとみたことなかったから気がつかなかったんだけど、私が好きな洋服屋さんが入ってた。
バーゲンの季節、どこにいけばいいんだろう…と思ってたけど、見つかった。


欲しい漫画があったことを思い出して、書店に久しぶりに行った。
平積みコーナーを見てると、あんまり本を読まない私でも知ってる著名な作家の新しい本とか、ブランチで紹介された本、私が大学生ぐらいの時から売ってるんじゃないか?って本もあって、沢山買いたくなった。
けど、値段ではない部分で、読むことに謎の躊躇いを感じた。なんだろう、読む前から、引き込まれることに対するしんどさを感じるというか。
読まず疲れ。謎すぎる。

それと、メンタル系の啓発本、エッセイが多いことに驚いた。気楽に生きるとか。好きなように生きてみようとか。躁鬱がどうちゃらとか。
需要があるんだな。
一周まわって、絶対に読むものかと意固地になっちゃってるかも。読んだところでなんも変わらないでしょ、と思いそうになったけど、
本から得たちょっと救われる言葉とか考え方とかを頭の引き出しにストックしておくのはいいかもな、と思い直した。

買いたかった漫画も無事見つけた。閉店が近かったからか、レジのお姉さんの言葉がすべて自分の言葉にかぶってて、嫌だった。
この書店、行きつけにしたいなと思ったけど、来る度にそのこと思い出しそうだし、やめる。
一期一会な店員さんにさえ心を左右されるから、メンタル弱いなーって思う。
最近は考えすぎない、落ち込まない、死にたいって口癖を直す、訓練をしてる。
そうなりかけたら、
(だめ!落ち込まない!死にたいじゃなくて痩せたい!)
とか、強制終了させてる。
思考を矯正してる。
アホみたいだけど、続けていれば身になるとなぜか信じてる。
病は気からっていうし。
ちょっと効果も感じてる。


漫画が気になって、帰り道少し読みながら帰った。
小学生みたいなことしてしまった。
小学生の時に、本を読みがら帰ってたら、トラックにのったおじさんから危ないぞって注意されたんだけど、それからまた読んでたら、同じトラックとまたすれ違って、「まだ読んでるのか!」ってまた注意されたのを思い出した。
この話を朝礼でしようかなと考えたけど、日常になんの脈絡もないし、多分うまくまとめられないから、やめておく。

駅ビルの中にある、アクセサリーショップで、Tシャツにハーフパンツの、言い方は悪いけどちょっと垢抜けない男の子が、アクセサリーを店員さんと選んでた。
プレゼントされる見知らぬ彼女のことが羨ましかった。
大切にされて、愛されて、プレゼントをもらうって、すごいなーって。見知らぬ彼女のことがすごく羨ましくなった。

帰宅して、ひなチャンネルの足ストレッチしてみた。
なんだか足が細くなった気がした。
気がしただけでもありがたかった。
体重は増えていた。

そんな平日の夜だった。